メルボルンと日本、シャワーからみる生活の違い

日本で風呂あるいはシャワーを毎日浴びるのは当然の常識

だが、外国少なくともオーストラリアでは毎日お風呂に入っている人のほうが少ないだろう。
最初に行ったホームステイの家族も毎日は入ってないようだったし、次に行ったシェアハウスはそもそもまともな風呂場ではなかった。

日本で一日風呂に入らないだけで限界なのに、向こうだと三日に一度くらいのシャワーでも耐えられたのか、それにはいくつかの理由があるのだと思う。

まず一番考えられるのが、気候の違いである。

 

非常に気候に変化がなくて住みやすいメルボルン

オーストラリアのメルボルンと日本は大体同じ緯度にあるため、気温自体はそこまで大きな変化はなかったように思う。
むしろ生活するだけなら非常に気候に変化がなくて住みやすい地方であるといえよう、
ただ夏場、12月くらいになればだいたい40度前後まで上がり、非常に強い日差しが降り注ぐ。
それなのにそんな風呂場事情なのは湿度が大きく関係してくる。
最近日本の夏はクーラーなしでは過ごせないほどの暑さだが、オーストラリアでは一応オフィス内につけているところもあるが、むしろつけてなくても日中を平気に過ごすことができる。
どんなに日向が熱かろうが、物陰に入ってしまえばむしろ涼しい。
そして、暑いだけでは汗はあまりでない、というのもメルボルンに行って初めて知ったことだった。
もちろん暑ければ汗はかくが、それは日本のじっとりとした不快な何度拭いても残っているような汗ではなく、一度拭けばあとはさっぱりとする感じの汗である。

湿度が高い日本では考えられないような夏の過ごし方をするのが海外の常識であり、日本の常識を海外で当てはめてはいけないし、また逆もしかりだと思った。

(海外での生活の後、日本でクーラーなしの生活をしようと頑張ったが、1週間でダメだった。)

 

余談だが、ある日本のシェアメイトがスリランカ系の人だったらしく、彼らは1か月以上風呂に入ることなく、代わりに香水でにおいを隠していたため、ものすごく香水臭かったらしい。

みなさんシェアハウスを探す際は、シャワーについてのルールをしっかり確認したほうがいいかもしれません。