10Kmほどの道のりを2時間ほどかけてあるき、
ツアー客全員がそろった所で
現地ツアーガイドのアボリジニーのガイドさんが合流、
アボリジニーの文化や、生活の知恵、生活していた場所などを見せてもらう。
アボリジニーの文字はどちらかというと象形文字といわれるものに近く、
僕たちにはただの壁画にしか見えないものでも、彼らはしっかりと読むことができる。
例えば、この◎のような絵は
人、という意味らしく◎ー◎ー◎で、親、子、孫という意味になるらしい。
あるいは、
ウルルの中の水溜りのようなところにはニシキヘビの伝説があったり、
この木々に生えているものの、
どれがどういう効能を持った薬草なのか、を熟知していたりしていて、
彼らがここで確かな時間を生き、知恵を身に着けていったということをしみじみと理解した。
ガイドを終えて、エアーズロックをバックに一枚。
そののち少し離れた高台からあたりを見渡せば、何処までも続く地平線と、長い長い一本道。
休憩所に飼われているラクダを見たり、カレーっぽい何かをディナーで頂き
その日はテントの中にベッドがぽつんと入っているような部屋で眠りについたのだった。