昼食の後はようやく本題のウルル観光・・・ではなく地層的にいうとウルルの兄弟見たいなもう一つの観光スポット”Kata tjuta”というところに向かう。
ここはどういうところかというと地底のプレートがウルルとつながっている、つまりもう一つのウルルという感じだろうか。
とはいえ、話に聞く一枚岩という感じではなく、結構細かに分かれている岩山と言ったところだろう
観光用に整備された道を歩きながら気づいたことだが、ここら辺に生えている気はほぼすべて
針葉樹であり、広葉樹は全く見当たらなかった。
てくてくと登っていくと、少しあたりを見渡せるところまでてきて、周りがこの岩山と平地だけなんだという事を改めて感じる
また岩の表面に穴が開いていたり、あるいは黒い線が引かれていたりするのはすべて昔の時代の雨や風の影響らしく、長い年月をかけてこの Kata tjutaが今の形になったという事をまざまざと感じさせるものだった。
そもそもウルルやここはずっと昔、8000万年ほど前のプレート移動で押し上げられた地層がそのまま地表に浮き上がった場所で、周りを見渡せば、確かに地層がはっきり見えるところもあッタリする。
だが、面白いことにやはり岩山の石は完全に岩山と一体となっており、ちょっとやそっとのことでは取り出すことができないようだった。
また、 Kata tjutaはプレートが押し上げられ、出現したあと左右の大地から押されたことによって所々無理やり押し付けられたような跡が残っていたりするのだった。
そののち、面白い現象があるという事でウルルの近くまで来た僕ら。
ウルルは日や時間によってウルルの色が変化するという。
最初の方は少しオレンジ色に近い色だったが、だんだんと赤に染まり始めそのあと、赤黒い不思議な色に変化していった。
それを見終わったあと簡単な夕食を食べ、
たき火に当たり、
寝袋に入って夜の空の下、野宿のような感じで眠りにつくのだった。