ウルル旅行編4 キングスキャニオン

 

さて、旅行開始から4日目、ツアー開始から3日目の朝早く、僕らはキングスキャニオンと呼ばれる場所に案内された。s-DSC01065 s-DSC01063

オーストラリアと行っても冬の朝は非常に寒く、寒い寒いと言いながら道を歩いていくと、結構急勾配な丘があらわれ、どうやらここを登らなければならないらしい。

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ほとんど整備されてない(というかできるだけ自然なままにしてある)坂を息を切らしながら登り、ふと下を見下ろせば、高所恐怖症の人ならば絶対動けなくなるであろう景色が眼下に広がっていた

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水を適度にとりながら自分の体調を管理していなければ、海外の自然公園に柵などないので、ふらっとよろけるだけで崖からまっさかさまである。(実話)

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朝日が昇り景色が明るくなるのを見ながら、休憩を挟みつつ登ってゆき

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おそらく松系統の針葉樹が生えているのを見つけたり、真下に広がる見渡す限りほんと何もない景色に驚いたり、地層がそのまま見える壁を写真にとってりしながら先へ進む

と、その先には左手は巨大な壁、右手には何もない状態の、幅1Mあるかないかの道を慎重に進んでいく。強い風が吹いたり、間違って足を滑らせようものなら、崖からまっさかさまである(実話)

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その道をなんとか通り抜けた先には、見晴らしの良い景色が広がっており、ここで特撮でもとったら素晴らしい映像になりそうないい感じの風景があった。

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アボリジニーの人々は遥かな昔からこの谷を登って行き来していたらしい。また、ここには昔からある原生植物が数多く生えており、たとえば、この植物はトマトの一種らしい。

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ただ、やはり自然の植物は危険が多いもので、毒があったりとても苦かったりする植物も多い。

それを見分ける方法をアボリジニたちはこうやって判断していた。

1、まず木の実が付いている枝にトゲがあるかないかを確認(トゲがない植物は基本的に毒持ちが多い。)

2、次につぶした果実を腕などに軽く塗ってみる(これで毒があるならば、そこが大きくはれ上がる)

3、さらに何もなければ、唇のあたりに塗ってみる

4、毒見役として老人>子供の順番に食べてみる(免疫が弱っている人でも食べれるか試すため)

こうやって安全な食べ物とそうでないものを判断し、生活してきたのである。

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真横の壁を見れば断層?地層をしっかりと確認することができ、なんと言うべきか非常にロマンあふれる光景だった。

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後半へ続く